なかの学舎から歩いて5分。そこには絶好の川遊びのスポットがあります。天気のよい日は、川へ。これが夏の学舎の定番です。川との関わり方は、子どもによってそれぞれ。水の中へ飛び込んで思い切り遊ぶ子もいれば、網を手に水中の生き物を探して回る子、釣りを楽しむ子、川遊びをきっかけに市内の川について興味をもち始め、調査に乗り出す子も。蛍の餌となるカワニナも住む澄んだ水の流れる音、冷たさ、そよぐ風に揺れる草木の緑、青い空、白い雲に煌めく日の光。川は、様々な刺激に満ち溢れています。それらを全身で感じながら、思う存分、体と頭と心を動かして遊ぶ子どもたち。ちょっとした冒険を通して、絆を深め合う様子も見られます。その瞬間を全力で楽しむ姿を見ていると、言葉にしたり、数値化したりすることの難しい、でも大切な何かが子どもたちの中で育まれている、そんな気がしてきて、自然と微笑んでしまいます。