子ども哲学③!

5/12(金) 今回のテーマは、「友だちって何だろう?」。この日は、見学に来てくださっていた共栄大学 教育学部 教育学専攻科 社会科教育ゼミ(橋本隆生先生)の皆さんも一緒に参加してくださり、みんなで賑やかに哲学対話を行いました。「友だちと知り合いを分けているものは何だろう?」という問いかけから始まり、3つの具体的な場面を通して、それらが友だちと言えるのかどうかを考えていきました。そして、「5分間で友だちをつくることができるだろうか?」という問いや、その際何をもって友だちになれたと判断するのかについても考えを巡らしました。対等の関係でなければ友だちとは言えない、共通の興味・関心があれば友だちになれる、お互いのことをよく知り、理解していることが大事、など様々な意見が交わされました。最後に、アリストテレスが考えた友情の条件について紹介し、「では、友だちと親友では何がちがうのだろう?」と投げかけ、この日の対話を終了しました。当たり前だと思っていることを一度立ち止まって考えてみる。実は、そこには人それぞれの感じ方や考え方がある。そんなことがよく感じられる、豊かな時間になりました。