映画「夢みる小学校」オオタヴィン監督と対談!

7/15(土) 八王子市北野市民センターにて映画「夢みる小学校」の上映会が開催されました。午後の回終了後には、オオタヴィン監督ご本人が登壇。なかの学舎スタッフの内田とトークショーを行っていただきました。

対談の中でオオタ監督は、増加し続ける不登校児童生徒の人数に言及し、学校が子どもにとっても教師にとっても苦しい環境になっていることに懸念を示した上で、それを打開する糸口として公立学校の校長のリーダーシップへの期待、その思いを込めた最新作「夢みる校長先生」を多くの校長はじめ教員の方々に観ていただきたい、と語られました。

なかの学舎 内田からは、教育の問題は、子どもの権利の問題であるという立場から、不登校は子どもたちの意見表明であり、その子にとっての最善の利益、望ましい環境とはどのようなものかを周囲の大人たちが真剣に模索し、実現することこそが、大人・社会の義務であることを強調させていただきました。

第32回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー部門で大賞も受賞された、オオタ監督の映画「夢みる小学校」、そしてそのスピンオフとなる「夢みる校長先生」。教育の本質に関する問い直しが求められている今、そのための対話を開始する大きな契機となるこれらの作品を、より多くの方々に観ていただきたいと心から願っています。

素晴らしい映画をつくってくださったオオタ監督、今回の上映会を主催してくださった皆様、本当にありがとうございました!